令和3年度 アクロス利用者アンケート結果から
お知らせ2022.03.31
令和3年度 アクロス利用者アンケート結果から
2022年1月15日~2月15日、皆さまのご協力で実施したアンケートの結果について、
一部ご紹介いたします。詳細はアクロス受付で閲覧いただけます。
(1)アンケート回答者数
① 今回は、409名の利用者にアンケートの回答をいただきました。
② 新型コロナウイルス感染拡大を受け、活動を自粛していた団体が、活動再開し
始めたことにより、2年間減少していたアンケート回答者数が増加しました。
H20年度 | H21年度 | H22年度 | H23年度 | H24年度 | H25年度 | H26年度 |
330人 | 410人 | 466人 | 610人 | 625人 | 625人 | 691人 |
H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | R元年度 | R2年度 | R3年度 |
715人 | 720人 | 726人 | 747人 | 483人 | 344人 | 409人 |
(2)施設利用者の姿から
① 利用者の58.1%が60才以上、性別では8割弱が女性です。
②
「現役世代(20代~50代)」の利用は全体の28.9%でした。また
「若年層(19歳以下)」の利用が令和2年度に比べ10.7%伸びており、
コロナ禍において、活動を自粛していた子ども参加型の団体が、活動を
再開したことも影響したと考えます。
③
利用者の約7割が大東市民です。また、駅前の施設ということもあり市外から
の利用者も多くいます。こうしたことから、市内全域から利用者が集まり
やすく、広域的にも利用されている施設ということがわかります。
(3)施設へのアクセス、市民センターとしての役割
① 施設までの交通手段は、自転車・徒歩で5割強、電車2割強、マイカー1割弱
となっています。これは、駅周辺の交通網も反映しており、今後もあまり変化
しないと思われます。
②
今年度も昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、
活動拠点としての機能も発揮しづらい状況となりました。
それでも、緩和された際には利用や活動を待ちわびていた方々から喜びや
安堵の声が寄せられ、コロナ禍での活動の仕方や安心安全な利用方法等も
含め、更なる情報発信が必要だと感じました。
(4)施設利用の状況、満足度
① 施設利用の8割が「サークル・団体活動」であり、グループでの活動が利用
の大きな柱となっています。
② 「アクロス主催事業の参加・申込」が2番目に多く、続いて「ギャラリーの
展示、見学」が3番目に多くなっています。「アクロス主催事業の参加・
申込」が令和2年度に比べ9%減少しました。度重なる緊急事態宣言・まん
延防止等重点措置発令により、多くの主催事業が中止・延期となった結果、
コロナによる当日支払いでの対応が影響したと考えます。
③ 利用頻度では、月1回以上を定期的に利用される方が全体の4割強程度で、
利用者の中心層になっています。
④ 利用者の満足度は、「満足」「やや満足」の割合が8割以上と高い数値に
なっています。
H24年度 | H26年度 | H28年度 | H30年度 | R1年度 | R2年度 | R3年度 | |
満足・ やや満足 |
72.4% | 75.2% | 73.6% | 75.6% | 78.3% | 78.2% | 82.8% |
普通 | 28.7% | 23.6% | 26.3% | 24.1% | 21.2% | 21.5% | 16.9% |
不満・ やや不満 |
0.9% | 1.2% | 0.2% | 0.3% | 0.5% | 0.3% | 0.3% |
(5)アクロスからの情報発信
① アクロスの情報発信ツールのうち、見ている人が多いのは、「市広報」、
「通信・チラシ(駅以外)」「アクロス電光掲示板」です。
② 今年度より、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどを含む
「SNS」を新項目として追加しました。
(6)市民活動への支援希望
① 市民活動支援策として求められていることは、「活動支援講座の開講」、
「活動スペースの充実」、「サークル・団体活動の紹介・PR」など
サークル活動の継続に向けての支援でした。
② 今後も、コロナ過ではありますが、市民活動の支援になる取り組みを継続して
行い、安全且つ、より効果的な支援方法を検討していきます。
令和3年度アクロス利用者アンケート用紙(PDF:0.6MB)
令和3年度アクロス利用者アンケート結果報告書(PDF:2.0MB)