だいとう地域塾 だいとうの川シリーズBC
水質浄化のアドバイザーとして&寝屋川の昔、今、これからを語ろう
講師:大阪産業大学 工学部 都市創造工学科 高浪龍平
今回は、ちょっとショッキングな現実を知ることになりました・・・。
飲用河川である淀川下流の地域では、約半数の人が5回目の再利用水を飲んでいて、この回数は世界的にみても珍しく多いということ。
また、寝屋川は下水処理水の関係で、医薬品濃度が高くなっており、それを鳥などが体内に取り入れてしまうことで、新たなウィルスなどを発生しやすくしている、ということ。
私たちにできることは、一人ひとりが改善へと動き出すために、まずはこの状況をより多くの人に知ってもらうことだと思いました。
他にも、橋の写真をみながら、どこにかかっている橋か、何という橋かを当てる問題や、昔から今の地図を見ながらどう変化してきたかを語りました。
ボランティアレポート
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【活動内容】
・受付
・講師補助
・設営
【ご意見・ご感想】
本日は、身近な寝屋川の汚染についての講座でした。
グループワーク形式で寝屋川の水路を考えたり、大東市と寝屋川の今昔を明治〜昭和〜平成の流れで比べてみたりしました。
堅苦しい深刻な問題ではありましたが、グループワークや先生のお話でわかりやすく、活発な意見交換のされる場となりました。
やはり参加された方も環境問題への意識が高い方ばかりで大東の水に対して思いが伝わってきました。
(アクロスボランティア 山下 三香さん)
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【活動内容】
・ワークショップ
・カメラ撮影
・資料配布
【ご意見・ご感想】
寝屋川の今と昔の比較から始まって、これからどうするの?という皆さんに答えを謎かけのようにして終わったワークショップでした。かなりショッキングなテーマでしたが、明るい未来はまず自分から始めるんだよって言われた気がします。
(アクロスボランティア 今津 裕幸さん)
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【活動内容】
・受付
【ご意見・ご感想】
本日は、衝撃的なシリーズの最終回でした。
水飢饉に始まり、寝屋川の惨状を知り本日は大東の人口が100年後に半分になってしまうという推計を教えて頂きました。
都市デザインにおいて人口推計や市民・公がしている取り組みいろいろな情報を判断材料に今後すべき事を考えるきっかけになりました。
何においてもまずは知る事だと思いました。
(アクロスボランティア 山下 三香さん)
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【活動内容】
・客入れ
・写真撮影
・フォロワー
【ご意見・ご感想】
明るい未来が見えてきました。着眼大局着手小局、小さなことからコツコツとやっていけば必ずきれいな寝屋川になるんだと思えてきました。
(アクロスボランティア 今津 裕幸さん)
参加者の声
- 将来像の方向が判りました。
- 寝屋川の役割にはびっくりしたし、淀川との関係で国はよく考えていると思った。先生のおっしゃった住居地区と自然地区の分離は日本人の土地への執着を考えると困難と思う。東北地域の洪水地から家屋を移すのに反対多いようだ。
- どうしたらいいのかわからなくなるぐらいショッキングでした。ゆっくり考えたいと思います。
- 深刻な情況が良く分かりました。
- 生活環境と川のつながりがよく理解出来た。特に寝屋川の現状が知れてよくわかった。