宮本輝と大阪の文学 『春の夢』の舞台、大東から
地震のあった翌日に開催した「文学講座 宮本輝と大阪の文学」でしたが、30人を超す参加者にご来場いただきました。
土居先生の地震で亡くなられた方への黙祷で講座は始まりました。宮本輝さんご自身の体験をモデルにした小説、「春の夢」と大東市の関係以外にも関西とゆかりのある作品についてのお話を原作映画の映像とともに聞くことができました。
※講座の模様は、アクロスボランティアの方に撮影していただきました。
参加者の声
- 大阪を代表する文学として宮本輝さんの作品を読んだことがないので、今まで読んだ作品も、もう一度舞台や背景、言葉も気にしながら読み返してみようと思いました。
- 10年前に「春の夢」を読んで、その時に住道に来てから10年ぶりにきました。「春の夢」映画化はいいですね。主演女優は蒼井優辺りがいいと思います。
- 15年前に「春の夢」を読み 大東市の地名、銭湯、片町線の70年代が見近かに感じ大変印象に残りました。
- お話がユーモアがあり、楽しいひとときを過ごすことができました。
- 宮本輝、あまり知らなかったが、この講座を聞きあらためて読んでいこうと思った。
- 今の住道という小説の中の風景を思い比べながら「春の夢」を呼んでみたいと思います。
- 読みくだいた説明でよく解りすぎた。宮本輝の小説には今まで触れていなかったので風景を探す意味でも読んでみようかなと思う。
- 春の夢には作者に大東市の土地勘がある(住道駅商店街1970〜1982年当時)
同世代の村上春樹の「ノールウェイの森」一世代上の柴田翔の「されど我等が日々」比べて論じて欲しかった。